カブト虫をつかまえてみよう!!

まだまだ身近にいるぞ、カブト虫!
がんばれっ!ちびっこカブト虫採取隊・・・負けるな都会っ子たち。

最近息子につきあって公園で遊んでいると、カブト虫はペットショップで買うものだと思っている子が
ひじょうに多いのに驚きます。何か寂しいものですね。
カブト虫はセミや蝶とまではいきませんが、たいへん身近な昆虫なんだけど・・・?
どうしっちゃったんだ子供達!! カブト虫くらい自分達で見つけてこい!!

世のパパ&お父さん連中!! ぜひ、自然と触れあう意味でもカブト虫採取へつれていってやって下さい。
又、『カブト虫採取デビューしてみようかな?』とお考えのパパたち。ぜひ参考にしてみて下さい!!
ここでは、東京から江戸川渡ってすぐおとなり、千葉県松戸市でのおもいつきのカブト虫採取を紹介します!!

まずは、昼間にポイント探し!

カブト虫採取は夜間もしくは早朝にトライするものですが、夜間にいきなり行ってもなかなかいるものではありません。カブト虫採取の 1番のポイントはこの昼間の下見なんです。案外近所に雑木林って多いものです。いくつか探検してみると結構グッドなポイントがあるものですよ。まずはクヌギなどの雑木林を探しましょう。
とりあえず思いつきでこの雑木林に入ってみました。 中はちょっとした舗装道路もあるようです。この中央写真の表面がボコボコしているクヌギの木なんて良さそうですねぇ〜。覚えておいて下さい。
加えて、非常に好条件の電燈なんかがありました。最高ですね。昆虫が夜間電燈に集まってきますし、足下も明るいですし・・・。子供達はやはり真っ暗は怖がります。電燈は最高です。

それでは、次に目的のポイントを探してみましょう。

左の2枚の写真のように、樹液に群がる昆虫たちを見つけられたらそこがポイントです。特にカナブンやスズメバチなんかがいたら、もう〜OKです。
ここは昆虫たちのパラダイスの可能性高いです。このようなポイントが数カ所見つかれば、その雑木林は期待大です。夜が楽しみになってきます。

ここで注意点ですが、やはり昼間はスズメバチには注意したいです。刺激を与えることは避けましょう。又、スズメバチは黒いものにアタックしてきます。つまり頭部が危険なので、白系の帽子をかぶると安全ですし、衣類も白系が良いですね。

ちびっ子隊、いざ雑木林へ!

では、いよい21:00頃出発です。まずは、服装チェックです。長袖、長ズボン、帽子もあると良いです。毛虫が落ちてきたってこともありますので。もちろんケースと懐中電燈も必須です。又、蚊はすごいので、防虫スプレーも忘れずに。では、いよいよ出発!!夜間の雑木林は真っ暗で、昼間とはうってかわって静かで、雰囲気はまるで違ってきます。

それでは、いよいよ『ちびっ子カブト虫採取隊登場』です!
がんばれ!! あれっちょっと恐いの?ちょっとビビっているちびっ子隊。パパの言葉で少しずつ元気が出て来たちびっ子隊。一生懸命空元気?よぉ〜し、暗闇に突撃だ!少し進むと弱いけど電灯があるから平気だよ。

いるいるカブト虫たち・・・カブト虫もクワガタもいっぱいだぁ〜!

勇気を振り絞って突き進んだ・・・さてさて、どうかなぁ〜?カブト虫たちはいるかなぁ〜?
と思いきや、心配御無用。いるはいる・・・昼間チェックしたポイントにカブト虫やノコギリクワガタ、コクワガタたちがいっぱい。もうちびっ子隊大興奮!もちろんパパ自身もひと安心、そして大興奮モード。何せまだまだ松戸にもこんなにカブト虫たちがいてくれる事はホント嬉しかったですね。 最初の1頭目が良太くんが発見した立派なカブト虫の♂。
「パパ〜!ここにもカブト虫いたよぉ〜!」
っと真っ暗静かな林の中で嬉しそうなキッズたちの声が響きます!ちょっと前まで怖がっていたのが可笑しいほど、ノリノリの採取隊。確かに現代っ子には貴重な体験かもね。
その後も、お目当てのポイントにはほぼ百発百中レベルでカブト虫♂♀、ノコギリクワガタ♂♀(ピンぼけですが)、コクワガタ・・・カブト虫なんかトータルいくつになったかなぁ?結構な数ゲット成功。こんなパラダイスのようなポイントまでありました。2ペアは幸せそうに交尾してましたが、可哀想に息子たちにゲットされました。ここでは、一挙に5頭も。ちなみに左写 真の上には、ゴキブリとゲジゲジ・・とにかくこいつらはいっぱいいます。いつ見ても気持ち悪い〜。ちびっ子隊どんどん見つけます。カブト虫♂だけでもう4頭目。
大量捕獲にちびっ子隊上機嫌です。初めは真っ暗で少し恐かったけど、最後は大ハッスル。大満足の2人でピース!!
やはり現在の都会っ子と言われる子供達には、自然とのふれあいは大切なんだということを痛感させられました。自然のままのカブト虫の姿を見つめる瞳は輝きが違いますね。未だ経験のない世のパパさん。難しいことではありませんのでぜひトライしてみて下さい。これぞ父の威厳って感じですよね。

ちなみに我が息子、今日も自分で捕獲したカブト虫の世話はしっかりと やっています。

でも、首都圏のベッドタウンの松戸市でこんなにも自然を味わえることができてホント嬉しかったです。

 

おしまい

隊長 パパ。
隊員 息子の良太くん、お友達の諒介くん。
2002年8月

 

 


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